円卓の鬼士
■今月のきらら/ふおんコネクト
これは良いビギナーズガイドですね。(やや右頬を引き攣らせながら)
普段きらら系コミックは単行本で読む派なのですが、何故か今月に限ってチェックしときたい衝動に駆られ、目を通したのですが読んで納得しました。 立方体/ダイス神のお導きだったのですね(電波調)。
つか、TRPGとはまたニッチなネタを。
二十代前半辺りには通用するかどうかアヤシクなってきたおっさんはホイホイ系ごっこ遊びネタで一話まるまる押し通すとは無謀にも程があるんだぜぇー!? ……いや、まあ、扉からして四半世紀以上生きちゃってる人向けなのでそーいう仕様だったんでしょうけど。 千鶴さんに地獄先生にモンガーか……(あとネプチューンマンもな)。
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実際TRPG漫画としてもなかなかにツボを押さえた話だったかと。
シナリオソースに日本人なら馴染み深い「むかし話」を使用するのは初心者相手にマスタリングする際の常套手段ですし*1、ダイスの振り合いでは勝負にならないような状況をロールプレイで乗り切るのはTRPGの醍醐味のひとつですからね。
てか、D100で100とかそーいうプレイでもしないと無理つー話でもありますが。 世の中には3D6で2以下*2なんて振ったダイスが木っ端微塵に砕け散りでもしないかぎり出せないような達成値を提示するGMもいるみたいですしねえ。
ちなみに「むかし話」系シナリオは即席で一卓立てるのにも便利ですが、馴れた者同士でプレイすると無駄にディティールに凝り始め、気がつけば<桃太郎>が「ナヴァロンの要塞」になったり<浦島太郎>が「インスマウスを覆う影」になったりと色々な意味で暴走しやすいので要注意です。
「浦島とは裏島、つまり<異界からの使者>を示していたんだよ!!」
「「「な、なんだってーー!?」」」
……いや、ほんと暴走しやすいよな。
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そういやなんか柱部分がオーディオコメンタリー調になってたけど、これって単行本でも収録されるのかしら? こーいう試みは 面白い とおもうので是非そのまま残して欲しいですわね。
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最後に一言、GMイジメはほどほどにしましょう。
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◇参考
粋なゲーマー養成講座