「バイオメガ」

バイオメガ 1 (ヤングマガジンコミックス)

バイオメガ 1 (ヤングマガジンコミックス)

珪素生物に赤ブルマを履かせる狂ったセンスがステキな弐瓶勉*1の新作。火星よりもたらされたウィルスが跳梁するデストピアを舞台にしたスプラッターSF的作品。*2


登場キャラが「人造人間」「喋るクマ」「フリークス」「アンドロイド」「AI付バイク」と、先日ネタにした小説「Alice」と微妙に被っている気もしますが、こちらはベクトルが180度違う超ハードSF仕様。クマとタンデムして満月をバックに何処のETですか?と訪ねたくなるバイクジャンプ*3をしたりバトルアックス片手に群がるフリークスを滅多切り*4にしたりと微妙にアレっぽいシーンもありますが超絶ハードSF仕様。*5(時代はクマか。クマなのか)


個人的にはオススメ作品。巻末に収録されている企業ロゴマーク集だけでも絶頂感を味わえます。

*1:よりにもよってそっちから引張ってきますか

*2:隣に平積みされていた「みなみけ」をガン=カタスルーして私はこっちの赤黒(グロ)い本を選ぶぜ!

*3:このシーンは凄く好きです

*4:このシーンも凄く好きです

*5:ちなみに一番好きなシーンは造一が軌道大陸間弾道ミサイル13基を狙撃するところというかこの作品ステキなシーンが多すぎます