「あやかしびと」体験版&特典内容公開

 昨日TG買ってきたばかりだというのにこのタイミングでweb体験版公開。そ、そんなー!
って、まあ、どっちにしろ体験版をプレイする気はなかったのですが。製品発売まで我慢の子なのですヨ。


 で、初回特典「あやかしぼん(妖本)」の内容が紹介されているのですが、ゲストイラストや原画&未公開ラフの他にも、中央東口氏と東出祐一郎氏の対談や神沢学園新聞号外が収録されるもよう。対談はもちろんですが、「藤枝あやか」のはっちゃけテキストも楽しみです。や、神沢学園新聞面白いっスよ?
あと原画サンプルで公開されている九鬼の旦那VSコタロー先生が熱すぎ。


 スタッフ日記では荒川工氏が北に向かって呪詛を飛ばしております。


 ところで今回はオフィシャル通販はしないのでしょうか?発売まで一月を切っているのですが。ぬー。


■「狗二匹 猿二匹」(TG七月号収録)
 作/東出祐一郎
 画/中央東口


 TGを購入した最大の要因である「あやかしびと」書き下ろし小説。
伝奇活劇物ではありますが、難解な描写や言い回しがなく、読みやすい文章が好印象。短いながらも整った話でなかなか楽しめました。意味深なタイトルも読んで納得。
公式でイラストを見た時から「もしや…」と思っていたのですが、九鬼の旦那の傘ってやっぱり武器だったのですか。個人的には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」のリー・リンチェイを彷彿とさせるものがありますね。挿絵の表情もなんか凶悪でステキ。



 ただ、“約1km離れた先にいる筈の薫”と九鬼が唐突に会話を始めた部分だけは、ちょっと引っ掛かったでしょうか。まあ、無線でも使ってるのだろうと直ぐに脳内補完して(実際後でそういう描写が入っていた)読み進めたので問題ないと言えば問題ないのですが、そこまでストーリーテンポがよかった分目立つものを感じてしまいました。