「ハツカネズミの時間」1巻

ハツカネズミの時間(1) (アフタヌーンKC)

ハツカネズミの時間(1) (アフタヌーンKC)

 全寮制学園という名を借りた隔離実験施設で、それとは知らぬまま実験台にされ続けてきた生徒達。しかし、一人の転校生の出現により、記憶を操作され作られてきた日常の“綻び”に気がつき――。


というワケで何時の間にかアフタヌーンに移籍した連載漫画の単行本第1巻。
冬目景さんの漫画にしては登場人物がよく動いているのですが、肝心の物語はまだまだこれからといったところで、あまり手応えは感じず。冒頭で主人公が海を眺めていた所為か、読中、潮風にあたり錆び付いた鉄のイメージが常に付き纏っていたました。ザラついた感触に血を連想させる匂い。いや、血というより単純に潮の香りか。って、まあ、話そのものには関係ない事ですが。


んー、なんとなく漫画よりザッピング型ADVで楽しみたい系統の話ですね。
制服に編み上げのブーツという桐子の服装はアンバランスな感じでよし。