『BLASSREITER』第2話/『マクロスF』特別編集版第1話

『BLASSREITER』第2話
 予告編で流れたときも思いましたけど、OPテーマ「デタラメな残像」は聴いてるだけでテンション上がりますのう。
 GRANRODEOには是非ともNitro+chiral作品にも一曲提供していただきたいと思うのですがどうでしょう。 (どうでしょうと言われても) あとOPはバイクにドリーム乗せ過ぎ。 ジャックナイフターンにミサイルポッド、変型ギミックまでは「まあこのくらいは」程度に眺めてましたけど、さも当たり前のように二輪車が空に走り上がっていったカットには大笑いしましたわ。 ハンティングホラー@デモンベインですかよ! 「此奴は良い……いい具合だ! 気に入った、気に入ったぞ化物!」


 んで、本編の方は融合体化したゲルトがその社会的地位によって世間に英雄視されてしまうものの本人は心ここに在らずというか、今の自分に存在意義を見出せずに鬱屈とした気持を抱えたまま盗んだバイクで走り出す15の夜状態。 いや盗んでもないし15でもないんだけど。 やぱり前回のチームメイトの走行妨害は伏線(の演出)になってたのかー(解雇と恋人の態度に妙な作為性を感じたのは気のせいじゃなかったか)。 カー&バイクチェイスがアクション映画風の仕立てなのは狙らってやってるんじゃろうね。 あと主人公が一言だけしゃべったのですけど、もしかして毎回こんな抑制したノリなんでせうか? 来週はアマンダの弟くんがメインみたいですし。


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『マクロスF』特別編集版第1話
 web本配信は明日からなのですけど、覗いてみたら特別編集版が配信されてたので勢いで視聴。 スタッフの気合が入りまくった映像と演出に感嘆しつつ歴代マクロスシリーズリスペクトにニヤニヤしまくりな25分間でした。


 登場人物が多いにもかかわらず、それぞれのキャラクターの性格や立場/環境がするりと頭の中に入っていくのは巧いですわね。
 プライドの高いパーフェクトアイドルだけど無邪気で子供っぽい一面(※「イチゴパフェ」なんて寝言を呟いたりシャトルの窓から見える光景に見入ったり)も持っているシェリルや、 アホの子にみえるギリギリアウト(アウトなのか)なところに愛されて育った子特有のカリスマ性が見え隠れするランカ(蘭華?)、内に抱えたなんらかのコンプレックスと空へ(外へ)の渇望をもてあます精神的余裕の無さが態度に出てまくりなアルト、とヒロイン(&サブキャラ)にくらべ主人公の未熟な部分が強調されているのはビルドゥングスロマンの要素も取り入れているからと考えていいのかしら? (たぶんアルトはそのうち誰かに殴られるな)


 しかし、今度の敵はJAMなのですな。 正規軍より民間のミリタリーサービスの方が戦闘能力が高い/カウンタープランを用意していたりと何やら込み入った事情を感じさせますのう。