■今週のマガジン
・『ネギま!
我只要和強者闘。


一回戦では一番楽しみなカードだった古菲VS龍宮がすげぇナイスバトルでハラショー!勝てぬ相手と解っていても何臆する事無く本気を出せる喜びと共に戦いに挑む古菲。そんな彼女に容赦手加減一切なしに全身全霊をもって応える龍宮真名。ああ、これこそ純粋なる闘争における魂の歓喜(アモーレ)!
銃を使用できないこの大会で“銃使い”龍宮隊長がどういう戦法を用いるのか興味深いところでしたが、真逆「羅漢銭」というハッチャットマンな技法を使ってくるとは……なんて似合うんだ。兎も角、マシンピストルの如き「羅漢銭」の連射の前に成す術も無く倒れる古老師でしたが、ネギ坊主の声援を受けて復活。「布槍術」で反撃に出、ラスト一打に賭けた勝負に挑む――というところでまて次号。なんとも熱い引。ストーリーの流れ的には一矢報いるも古老師が敗北するという展開になりそうですが、果たしてどういう結末になるのか来週も目が放せませぬ。


あ、あと、両足を回転させて跳ね起きる古菲の姿にはニヤリとしました。カンフー映画や演舞ではお馴染みの動作ですわね。


謎のフードキャラの名前は「クウネル・サンダース」。って、ええー!?どう考えてもターミネ―ター男の方が“サンダース”という感じでしたのに。赤松先生がこういう変化球を使ってくるとは予想外。でもMOUSMIMA西本センセーこと大豪院ポチがあっさり風味に敗北したのは大方の予想どうり。カウンターぎみの右掌底を放ったそうですが技法的に“中国拳法”を使ったと考えるべきでしょうか?
そういえば修学旅行編で登場した“白い少年”も中国拳法の使い手でしたな。まあ、関連があるかどうかは不明ですがちょっと気になりますね。
んー、これは真逆のコタロー2回戦敗北という展開の可能性も出てきたかもー。


「烈空掌!!」前回三つ編みがチャームポイントの正統派(?)武道家さんが技名叫んでいいのか聞いてたのはこーいう理由でしたか。ま、楓の敵ではありませんでしたけども。つーか、私内部では楓>刹那=真名>古菲というパワーランキングなのですが、やっぱ楓が一番強いっぽい感じですな。
関係ないですが女性のタキシード姿はカッコよくていいですね。ハンサム。


コタローとメイ。フラグという程ではないですが、ちょっと今後に期待できる遣り取りがあったのは嬉しいところ2回戦あたりで「コタローが苦戦している姿になぜかハラハラしてしまうメイ」とかいったシーンがある事を期待。濡れた制服というのはちょっとヱロいね!


解説者席に豪徳寺薫がいるのは(妙に立ったキャラクター性があるので)解るのですが、茶々丸までいるのはなぜでしょうか。……エヴァターミネーターの解説要員?


今週は久々に扉絵がありましたね。こういう日常の修行風景はいいなぁ。



■参考になるかもしれない映画

リー・リンチェイジェット・リー)とドニー・イェンという二人の武打星が競演したワンチャイシリーズ最高傑作。
「布槍術ってなに?」という方はこの映画を観てみると宜しいかと。水に濡らした長布を棍の如く操るドニー・イェンの布槍術(軟器械武術)が冴え渡ります。つーか、観れ。凄いから。



■参考になるかもしれない映画弐

大英雄 [DVD]

大英雄 [DVD]


香港スターが共演したアクションコメディの傑作にして大怪作。
「羅漢銭」ではないですが単純に“指で得物を弾き飛ばす”という意味のアクションではこの映画がイメージの補強に役に立つかと。これに登場する「弾指神通」という技がえらくカッコイイのですよ。


ちなみに「好きな香港映画を三つ挙げよ」と言われたら、迷わず出すタイトルのひとつです。



・『ヴィンランド・サガ
トル姉さんがステキすぎます。
なんつーか生きる事に対する強さというか活力に満ち満ちているキャラクターですねぇ。
ハーフダンは少年漫画では珍しいタイプの「怖い大人」。


・『スクールランブル
妙センセー狂言廻し捲くり。とりあえず、俵屋ちゃんナイス告白ということで。


・『エア・ギア
浮かれはしゃぎすぎな修学旅行。
あっさり洗脳されるリンゴがかわいいかわいい。
こーいう天上張り付きキャラみたことあるなー。えっと、ショー・コスギが出てるやつだったけ?