ナルニア国物語

評価  :C
満足度:B-

幻想世界の住人を観賞する映画としてはナカナカ楽しめました。
つか、もともとのこの作品に求めていたのはそれだけだった私としてはもう、セントール、グリフォン、フォーン、ミノタウロスジャイアント、オーク、火喰い鳥、ドワーフサイクロプスといった幻想キャラが画面に登場するたびに内心小躍り状態。他にもステキ動物たちがワンサカ登場なのも見逃せぬところ。アスランもこもこだよアスラン。(そりゃどこぞのハラペコ王もぬいぐるみを欲しがるってものですヨ!)


この映画のクライマックスであるアスラン軍VS白い魔女軍の合戦シーンもロード・オブ・リングの迫力には遠く及ばないものの(アレと同等のもの用意しろというのは酷かディズニーだし)、セントールのランスチャージやグリフォン空爆、火喰い鳥の火計といった演出でニヤリング。ホワイトタイガーVSジャガーの突撃戦なんてこの映画でなければ観れなかったでしょう。 まあ、一番の見所は白い魔女の蛮族クィーンぷりなんですが。二刀流でグリフォン斬り捨てちゃいましたよこの人!
あとはこれでもうチョッと個々にキャラクター達を見せる工夫をしてくれたのなら言う事なしだったのですが。
んー、主人公達の出番減らしてもよかったんじゃない?


あ、ストーリーついては特別に語ることは無いですが、台詞回しはなかなかユーモアに溢れていたかと。
ビーバー夫婦を筆頭に動物キャラは特に。この辺は擬人化ものが得意なディズニーの面目躍如かな。


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ところで衣装ダンスを開けたときに転がり出てきた白い四つの球はなんだったのでせう?
結局なんの説明もされないまま終わったのですけど。
原作を読んだのは幼少期の頃なので内容なんぞ欠片も覚えてないですよねえ。