ブラックラグーン 5
- 作者: 広江礼威
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/03/17
- メディア: コミック
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評価 :B+
満足度:B+
「うっわぁ〜、バラライカの姐御おっかねぇ〜」
「やっべぇ、俺も早くホテル・モスクワに入れてもらわなきゃ」
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昭和残侠伝もとい、義理と信念、銃弾と白刃に彩られた日本編もこれにて落着と相成りまして御座りまする。
んー、今更言うことでもないですが、やっぱ広江礼威さんのストーリーテイリングと台詞回しは見事ですわ。予想はついていた(まあ自分の描く物語に対して直球な方ですし)とはいえ、クライマックスの見せ方も素晴らしい。
あと、この話でロックが自分自身の立ち位置を自覚し、どういう生き方を望んでいるかという事を明確にさせたというのも見逃せぬところ。
これからも夕闇の中に立ち続けるロックの“趣味”はこれからも彼を苦しめ傷を増やし続けていくことになるんだろうなぁ。そして、バラライカの言うとおり“趣味”というエゴの為にすべてを利用しあらゆる手段を用いる“いい悪党”に成長していくんでしょうね。“良い”ではなく“いい”悪党に。
しかし、流石にセーラー服+日本刀というファンタジーはやってくれませんでしたか。(どこのファンタジーか)
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ところでアニメ版「ブラック・ラグーン」の主題歌をI've soundが担当しているそうですが、どんな曲なのかちっとも想像できねぇです。つか、なぜにI've?