シュヴァリエ II

シュヴァリエ(2) (マガジンZKC)

シュヴァリエ(2) (マガジンZKC)

評価  :C+
満足度:B-

美しい花には棘(刺突剣)がある。可憐な花には毒(短剣)がある。


詩情っつーか、まあ、感性とか感情とか情念とか、現代に生きる私達とは異なる論理観や価値観なんかは割りとどーでもよくて、フリフリゴシックな服着てフリークスどもを串刺しにしまくるシュヴァリエ(女騎士)・スフィンクスの雄姿が見られればそれで満足なゴシック漫画。私的には。
錬金術師嬢のグライユール(短剣草)とか堪らんですね。


今回はあのメタクソに男前なルイ15世の出番は一コマだけですか。まあ、マリリン・マンソンダランベールが見れたからいいか。(いいのか)

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そういえばアニメ化するというのでどんなものかと興味につられて軽く公式を覗いてみたのですが、漫画版とはまた違った系統の作品のようで。史実織り交ぜたゴシックミステリといった感じかな?
夢路キリコさんの描き出す世界を知っていると「あれ?フリフリドレスは?ゴシック美(小)女は何処に?」という気持ちにもなりますが、別系統作品とみればこれもアリかなと思います。観れないのが残念。


■関連
「シュヴァリエ」漫画版公式