「2005年ラノリン杯(試験用)」投票

■企画元:平和の温故知新@はてな - 告知用未来日記


 ろくすっぽ感想も書いて無いうえ、ライトノベルリングにも参加していない私が投票するのはどうかなーとも思うのですが、ラノべ読みの端くれとしてエントリーしてみようかと。ま、去年後半から今年頭まで何だかんだあって2005年度べスト作品を挙げる事が出来ませんでしたしね。最大でも五作品しか選べないとなると悩むなぁ。

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 ミノリスト修正抜きにしてもこれを挙げないワケにはいきますまい。
 文庫の利点である「携帯性」を無視した見た目のインパクトも凄いけど内容はもっと凄い。超凄い。オーイエスマザーファッカー! 私のコカンは大洪水よ!!(@DMC)


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クドリャフカの順番―「十文字」事件

クドリャフカの順番―「十文字」事件

 『犬はどこだ』とどちらにするか迷ったのですが、『犬はどこだ』をエントリーすると「じゃ、古川日出男作品もアリなのでは? いやいやそれなら荒山徹作品のいかがわしさだってラノべの範疇に入るぞ」などという意見が脳内会議で出て来て収拾がつかない事になるので、こちらの方を。
 「イラスト無し」ではこれくらいがギリギリのラインかなぁ。(や、なにがギリギリなのかは私にもよく解ってないのですが)


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魔大陸の鷹 完全版 (ノン・ノベル)

魔大陸の鷹 完全版 (ノン・ノベル)

 古きよき時代の冒険小説を彷彿とさせる痛快娯楽作品。や、復刊&合本なのはわかっているのですが、最近のライトノベルにはこの作品の様な奔放快意さが足りないよなーという気持をこめて、あえて投票。(“なんでもあり”がライトノベルなのにレーベルカラーで“可能性”を狭めちゃいけないでしょ)


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紅 (紅シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

紅 (紅シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

 青少年(もしくは成年男子)と小さい女の子の歳の差カップルは大好きです。そーいう意味では『円環少女』も候補に挙がるのですが、読みクチの良さと主人公の未熟さ加減の具合でこちらを。


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タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF

タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SF

 海外系代表という事で、私が敬愛するジョージ・R.R. マーティンからも挙げておこう。うむ。「エンターテイメント」という言葉はこーいう作品の為にある。訳者の酒井昭伸さんも良い仕事をしています。


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■次点
 ……という訳でもないですが上記の作品の他には
世界の中心、針山さん (電撃文庫)ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)わたしたちの田村くん (電撃文庫)奇蹟の表現 (電撃文庫)薔薇のマリア(3) 荒ぶる者どもに吹き荒れろ嵐 (角川スニーカー文庫)ヤングガン・カルナバル (トクマ・ノベルズ)

 なども良かったですね。
 あと、同人小説ですが『吸血大殲III』も私的には忘れてならない去年のベストランカー。