『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 1』

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 1巻

評価　 :C+
満足度:B-

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　人外炉利買い。(他に言い様はありませんか)
　
　『ドラキュラ紀元』や『ミッドナイトブルー』といった海外小説的ヴァンパイア観に、ラノべ的エッセンスをぶち込むことによって生じた違和感がそのまま独特の世界観に繋がっているのが面白い。この猥雑で無国籍な味わいを狙って作り出したのだとしたら、なかなか大した物ですよ。つーか、主人公のアキラ(人狼)が日本で学生をやっていた意味ってこのままだと皆無のような気がするのですが。
　んー、主人公を読み手の目線に近づける為の編集部の意向なのかなあ？
　コミックフラッパーってどっちかというと“経験値高めの人向き”の漫画誌だからそんなに読者に気を使わなくてもいい様な気がするのですけど。

　ともあれ人外炉利スキーで海外のヴァンパイア物スキーなら押さえておくべき漫画ではないかと。
　
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