ねんがんの『ドラッケンフェルズ』を手に入れたぞ！

ドラッケンフェルズ―ウォーハンマー・ノベル (角川文庫)

　長い間私的ウォンテッドリストのトップランクに位置し、一部ではプレミアもついているジャック・ヨーヴィル著(通の方ならピンとくるでしょうが「ドラキュラ紀元」「ドラキュラ戦記」「ドラキュラ崩御」を書いたキム・ニューマンの別名義)『ドラッケンフェルズ』をなんとなく立ち寄った古本屋の片隅にて発見(しかも美品で古本標準価格！)。ティンダロスの猟犬が哀れな獲物に喰らいつくかの如く確保しました。

　んで、現在読書中。TRPG『ウォーハンマー』の世界観を使った純粋なファンタジー小説という体裁をとりながらも全編に溢れるキム・ニューマン節がたまらない。というか第一幕が始まってからの展開が巧みすぎ。如何にも剣と魔法の世界然とした冒険譚から“こういう”ストーリーに持ってくるのか！　こりゃすげえや。

　このまま読み終わらせてしまうのが勿体無い。と、思いつつページを捲っていますよ。
　ジュヌヴィエーヴ(この小説では「ジュヌビエーブ」表記)かわいいよジュヌヴィエーヴ。
　つか、山田章博さんの手による表紙のジュヌヴィエーヴ嬢を見た時は心臓止まるかと思った。

　しあわせ。すごくしあわせ。

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　・ちなみに
　復刊ドットコム交渉中
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