Tyrhung

■書店で積まれていた、創元SF文庫版『銀河英雄伝説』脊髄反射で手に取るも、値段を確認して購入断念。840円を「高い」と感じてしまうのは、やはり徳間版の刊行形態にちょっとうんざりさせられたからなんだろうなぁ。「良い本」だとは思うのですけど。カバーイラストもファンを納得させるに十分な人選で紙質もいいですしね。


『老人と宇宙』『バビロニア・ウェーブ』は迷わず確保。最近はSFでもファンタジーでもミステリでも読んでおきたい&再読しておきたい本が出版されすぎですわ。ぎゃーす。


Shoggothが発見される日も近い。 テケリ・リ! テケリ・リ!


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インテリジェンスウェポンに燃えるというのは大いに賛同するところ。
 24日の日記で抜粋されている、無印なのは12話のフェイトとバルディッシュの遣り取りなぞ、今思い出しても熱く込み上げくるものが。
 絶望の淵より這い上がり、己のために友のために決意を秘めいま再び戦いの場へと舞い戻らんとする少女を励まし背中を押す、そのやさしい在り方には泣かされたものですよ。(A's3話ではさらに泣かされたワケですが。)


 そういう意味でも『Bullet Butlers』には期待。
 どうか「黒禍の口笛(ベイル・ハウター」/「屍に触れし指(ルダ・グレフィンド)」が、レイジングハート/バルディッシュばりのステキ淑女紳士なうえ、燃えボイス装備でありますように。
 あ、でも、インテリジェンスウェポンの元祖ともいえる、『エルリック・サーガ』の魔剣ストゥームブリンガーみたく、強大な力を持つがその代わり所有者を破滅に導くみたいな感じでも私的に幸せになれるなあ。最近では悲劇悲恋物も少なくなってきましたし。


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 「インテリジェンスウェポン」って、すでに20代前半の方には使われないタームなのかとジェネレーションギャップを感じた個人的事情はどうでもいい。
 

 ちなみに「トーキングウェポン」と呼ばれる事もありますが、こちらの方は感覚的に明るくコミカルなパーソナリティを持つモノを指す場合が多いかな。(ありていに言えばジョークアイテム) 『ゼロの使い魔』の「デフブリンガー」なんかをイメージして頂ければOK。*1


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■近年の作品で印象に残ったインテリジェンスウェポン
・『終わりのクロニクル』/「機殻剣V-Sw」&「機殻槍G-Sp2」
・『我が家のお稲荷さま』/「岩薙」
・『アルティメットファクター』/「HELLION」(バイク)
・『Fate/hollow ataraxia』/「カレイドステッキ」
・『戦国ランス』/「魔剣カオス」


 パッと思い出せるのはこれくらいかなぁ。ん? そういえば<魔導書>はインテリジェンスウェポンに入るのだろうか?


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■参考
夢盗人の娘―永遠の戦士エルリック〈5〉 (ハヤカワ文庫SF)終わりのクロニクル 1(上) 電撃文庫 AHEADシリーズ我が家のお稲荷さま。〈6〉 (電撃文庫)アルティメット・ファクター〈6〉最果てのイモータルFate/hollow ataraxia 初回版(DVD-ROM)戦国ランスゼロの使い魔 (MF文庫J)

*1:作中では「インテリジェンスウェポン」表記ですが