『らき☆すた 4』
評価 :C
満足度:C
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「えー、いーじゃんガリガリくんカラー。ミントアイスぽくって愛着湧くよー」
「あれ? でも、キミが持ってたのってパールホワイトだったよね?」
「ん? 以前購入したヤツなら友人の出産祝いにプレゼントしたよ?」
「おや、太っ腹な。今でも品薄だっていうのに」
「一万円で」
「それは<プレゼント>とは言わねぇ」
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ゲーム化の次はアニメ化って何気にえらい勢いで。 でも、こんなゆるゆるおきらくワールドな作品が映像化されたっていわれても、ちょっとピンこないなあ。 だって基本の流れとしては、ちょっと世間ズレしたキャラクターたちがやくたいないことを、唯々駄弁りつづけるだけの漫画ですよ?
『あずまんが大王』みたく「フィクション的エキセントリックさ」がある訳でもない作品なのに、映像化したところでただの「雑談アニメ」にしかならないような気が。 ……あっ、そうか。 この漫画を再現するのならむしろ「雑談」の方がいいんだ。 エピソードを取捨選択して状況をある程度固定させれば、そのままシットコムに仕立てる事も可能ですし。 それに日本には傑作ゆるゆるのんべんだらり雑談深夜ドラマ『やっぱり猫が好き』なんてシロモノも前例としてあった事ですしね。 アニメでそういう手法を取り入れてみるというのも結構面白いんじゃないのでは。 ……って、まあただの憶測ですけどもね。
んー、実際のトコロどういう出来だったのだろう? ちょっと気になるなぁ。(例によって観れないらしい)
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人物ファイル見てて思ったのですけど、この漫画って2月生まれと左利きが多いのですな。
ん? 気になる事が出来たので、ちょいチェック。 「製本」 「パソコンの配置」 「テキストの並び」 「DVD&CDケースの形状」 「エレベーターのボタン配置」 「ノートの綴じ方」 「車のハンドル」 「ゲーセン筐体のレバー」 ……と。 んー、全部「右利き文化」の仕様か。 一瞬、この作中世界は「左利き文化」のパラレルワールド仕様かなと疑ったのですけど、流石にそれは考えすぎでしたか。
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◇書影
- 作者: 美水かがみ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2007/04/10
- メディア: コミック
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◇参考?