自転車漕いでたら
目覚めのコーヒーに寝惚けて塩を投入した事に気付かず、飲んだ瞬間絵の具水を飲まされたよつばとのとーちゃんの如く盛大に噴出した経験のある私が反応。 違う意味で目覚めのコーヒーだったよ!
(もっとも、気を取り直してあらためて飲んでみると意外と美味しいことに気が付いた蒼色さんは、それ以降レギュラーメニューのひとつに「塩入りコーヒー」を加えることにしましたとさ)
ちなみにエチオピア方式を知ったのはこの数年後の事。
あと、状況は違いますが126は私も経験ありますわね。
学内改革の恩恵で部室に使用していた旧棟が取り壊され新部室を建てて貰える事になり、それまでの繋ぎとして学校側が用意した仮部室の下見に行ったところ、そこでは運動部女子数人が絶賛着替え中だったということが。 その後どんな一悶着というか二悶着があったかは思い出すのも面倒なので伏せますが、これだけは言えます。 現実に遭遇したら素数なんぞ数えている余裕はない。
ええ、もう事態収拾後ソッコーで南京錠取り付けて*1扉に<柔道部仮部室>の張り紙しましたさっ。 そして締め出し喰らった運動部女子連中が張り紙に誹謗中傷不平不満を書き連ねやがりましたが断固無視してやりましさっ。 でも「柔道やってるヤツが家庭のテストで100点とるな!」という一文はいまだに心に深い傷を残しているのさこんちくしょーっ。 ふえーん。
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◇ついでにほんとにあった事だけどあまりにも漫画的/ライトノベル 的/フィクション的過ぎて話のネタに使えない/使わない事にしているけど、このまま記憶の底に埋もれさせておくのはちょっと勿体無いかな? という思い出を晒してみませう。
・自転車漕いでたら
高校のとき、部活も終って「どっかで飯でも食ってくかなあ」などと晩ご飯について考えながらチャリンコこぎこぎ帰路についたある日のこと、校門を曲がったあたりから急に後ろに引っ張られるような加重が掛かってきたのでなんじゃらほい? と後ろを振り返ってみたところ、そこには荷台の部分をがっちり掴みながら走って付いてくる知らない女生徒の姿が。 予想外の光景に吃驚する私を華麗にスルーしたまま、その子は後ろに飛び乗ってきて開口一番こう言いました
「乗っけてってよ」
いや乗っけてってもなにもキミ既に乗ってるしそもそも走らせている自転車にいきなり飛び乗られてコケない様バランス取るのに必死な私の努力と労力はガン無視ですかこのヤロウもといこのアマ、などと思いつつも半ばやけっぱちで私が返した言葉はこうでした
「お嬢さんどちらまでッッ?」(※力が入ってるのは体勢立て直すのに必死のため)
……当時の私は、この女子に負けず劣らず勢いで行動するヤツだったのです。
まあ、こんなフィクションめいた登場の仕方をするような女子とロマンスなんぞ始まろう筈も無く、そのあとは馬車馬よろしく街まで走らされて、否、走らせてテキトーにゲーセンやらボーリングやらで遊び倒した後、飯を奢って(奢らされて)お互い本当の名前も知らないまま別れましたとさ。
「ふつー、女の子をラーメン屋に連れてくる?」 「(人に飯奢るのに)ファーストフードですませるなんて調理科のプライドが許さねー、つか旨かったしょ?」 「ラーメンじゃなくてアンタに文句あんのよ」 「奢らせといてなにその理不尽!?」
……翌日その女生徒と二人乗りしている姿をばっちり目撃していた友人(そりゃまだ他の生徒もいる時間帯だったしなぁ)から関係を問い詰められ正直に「知らないヤツ」と答えたところすっげぇヘンなものを見る目でみられたのもよく覚えておりますです。
同じ学校の生徒なのは確かなのに何故か再会することはなかったなあ。
*1:学校側には事後承諾させた