『世界樹の迷宮II 〜諸王の聖杯〜』探索記録 その1 


 前作をコンプしてから着手するつもりでしたが結局、我慢できませんでした。 (相変わらず豆腐のように柔らかい意志だなおい)


 昨日書いたとおり無事というか見事にというか <植物娘> への10倍返しリベンジが成功しまして、まあ、その達成感満たされついでに 「気分転換程度には触ってみてもいいかな」 と封を切ったのが運の尽き
 気が付けば こんな所まで古典を踏襲しなくてもいいのにッ的なEND1パスワードを入力(したものの【パスワードが違います!】と表示され「ファック! ファック!」言いながらメモ見直しつつ再度入力)して引継ぎギルド結成、そのまま1F地図を完成させるまでプレイしておりました。 オープニングデモ観るだけで済ますつもりだったのにー。


 ともあれ、なし崩し的に始めてしまったとはいえ、本気で挑むゲームに対しては 川上稔『連射王』 語るところの <ファーストプレイ、ワンコインクリア> の精神でプレイする主義なのでこのまま続行する所存にございまする。

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■ある日の探索記録(というかチラシの裏)

 …見る者を圧倒する景色。
 並び立つ巨大な木々は遥か頭上に、新緑の葉を広げ木漏れ日を落とす


 そう、確かにナレーションどおりの景色が広がっていたのでしょう。 迷宮に入ったのが昼間だったら
 ……いやウチのギルド、到着して直ぐに役所に届け出して結成はしたものの、主要メンバーが 「新人スカウト」 と称してそのままハイ・ラガード観光に繰り出しちゃいましてね


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−<冒険者ギルド>――「死仮面の黒騎士様!? 死仮面の黒騎士様じゃないですか!?(※参考)」 「どちらかというとキーラ・アルザックさんじゃない?」 「どっちにしろ正体が<つよきす>系金髪美人なのは間違いないね!」 「どーでもいいけど、わざわざエトリアから送ってきたんだアレ……」 「これも有名税てヤツなのかな?」<フロースの宿>――「ふーん、プロヴァンス風の内装とオリエンタルを融合させるなんてなかなか粋な宿屋じゃない」 「ほえ? 欧風はともかく東洋風ってどこが?」 「だって女将がスモウレス「ストープッ! それ以上言っちゃダメーーッ!!」<公国薬泉院>――「結婚して下さい」 「あー、はいはい気持は解るけど落ち着いて落ち着いて」 「メガネで! 白衣で! 優男風だけど凛々しさも兼ね備えているなんてどれだけ私のストライクゾーンを直撃しやがるのですか!」 「手袋をはめる男性の姿って乙女ゴコロを強烈にスマッシュするよね」 <シトト交易所>――「看板からすると志止止鳥のことかな?」 「シトト……なり合わせの灰と青春」 「なにそれ? 合言葉かなにか?」 「……迷宮探索教本のタイトル」 「んー、ヒマワリ(仮)さん無条件に可愛がりたくなるタイプだねえ、癒させて系というか」<鋼の棘魚亭>――「うわぁ、みてみてドヴェルグ! ドヴェルグがいるよ!」 「へぇ、ハイ・ラガードじゃ土の妖精が酒場を経営してるんだぁ」 「お腹にエールが詰まってるって話は本当っぽいね!」 「きゃあ、色が変わった! こっちを威嚇してるのね!」 【一方、離れた場所では】「……私には厳つい酒場のオヤジが頭に血を昇らせて睨みつけてるだけに見えるんだけど気のせいかな」 「……巻き込まれないように他人のフリしとくか、ってコッチに逃げてくるんじゃねぇ!」


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 なんてことをしてたら何時の間にやら日が暮れて、樹海入口に到着したのが午後6時という始末。 木漏れ日なんてのんびり癒し風景見えやしねぇですよ!
 

 というか、スタッフもプレイヤーが <装備品で増えたTP分を宿で回復させてから> ダンジョンに入るというケースは想定してなかったのかしら?
 ……いや、わざわざ夜に挑もうとするプレイヤーも少ないかもしれませんけどねっ。 わはー。