惚れたのは、二進法の歌姫

  PS Homeで開催されている「初音ミクProject DIVA発売記念ライブ」(※英語圏の方も参加してたよ!)を観てきたでござるの巻。
 

 や、ライブイベントとはいっても一曲分の歌とダンスを披露したら即撤収という「なんじゃそりゃー!?」的小規模な代物だったのですが。
 それでも仮想の世界とはいえ、ミクが、目の前で、歌ってる、踊ってる、という臨場感/空気感には静かに興奮するものがありましたのですよ。 たとえ、それがゲームと同じデータで動いているだけだとしても。


 というか、今まで漠然としか意識したことなかったのですが、何時のまにやら


 「ネットワーク上の3D仮想空間で、ヴァーチャル・アイドルのライブに参加する(それもゲーム機を端末にして)」


 なんてサイバーパンク/SF小説じみた行為をナンの気負いもなく気軽に行える世の中になっていたんですなぁ。
 現実がSF/フィクションに追いつき追い越そうとしている瞬間をリアルに感じたといいますか。 「大衆文化こそが未来へのたたき台」的な。
 ウィリアム・ギブスン先生も大爆笑だっぜー。


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 『初音ミクProject DIVA』の方は一日一モジュール追加というのんびりペースでプレイ中。
 リズムゲームをプレイするのは『パラッパラッパー』以来なんで、歌詞の韻もメロディラインもごた混ぜなリズムアイコン設定に戸惑い気味というのが正直なところですが、「絶対無理」と思っていた着せ替え条件でも、次の日にはあっさりクリア出来てしまったり、音感ゼロな人間でも案外なんとかなってしまう難易度設定なのが助かるといえば助かりますかね。
 でも、advil451208さんの「OSTER Projectの曲の譜面作った人とみくみく菌の譜面作った人はマジでひねくれてるかどっかおかしいのどちらかだと思う」という意見には同意するところでございます。 EASYモードってアイコンの種類もですけど量が減った分、「あるべきタイミングにアイコンがない」という事があって逆にリズムが狂わされる事が多いような気がするのですよ。 (EASYだと聴覚より視覚情報を重視してプレイした方がやりやすいというか) 反復で憶えるより、瞬間的な集中力!みたいな。 むしろSTGに近い感覚かも。


 あと、スクリーンショットを撮るのもなかなかに楽しですな。
 


 「この瞬間の表情/ポーズを!」みたいに自分なりに“狙いどころ”を決めていくと、ちょっとした激写ボーイ感が出て味わい深く。    
 つーか、プレイしてて公式設定16歳というワリには仕草にミョーに幼さが残っている感じがするなぁー(見た目中学生くらい?)、とか思っていたのですが、実際モーション担当しているのが14歳の女の子だったんですな。 どーりでダンスが無駄に若々しい筈ですわ。
 でも、これはこれで! 


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