■今週のマガジン
・『ヴィンランド・サガ
この方の描くキャラクターは、記号ではない確かな一個人としての存在感を持っているから凄いなぁ。
厳しい環境で生きる北方民族の暮らしぶりを、歴史的事実を交えながら丁寧に物語に組み込んでいたかと。ヨルムンガルドや世界の果てといった当時の子供たちのスタンダードだったと思われる世界認識にもニヤリ。


でも、穏やかな時間は過去の事。この後は悲劇が起こるんだよなぁ。


・『スクールランブル
元凶は先週の妙先生の「誰かが飽きるまで待って」発言。や、それ、真面目に不謹慎な台詞ですから。


結局この漫画は天満の存在が中心にあるんだなぁと今更ながらに思い知らされた。しかし、もうちょっとまともな(思考の)メンバーが揃わなかったものか。揃わないか。揃わないよな。天満だもんなぁ。


・『ネギま!
まほら武道大会第一試合はコタロー対“箒使いの少女”佐倉愛衣(メイ)。世界樹監視員からも参戦している魔法使い*1がいそう気はしていましたが、またこれまでの展開に素直な関連キャラが登場しましたね。まあ結局“でたポン”即効敗北で、損な役回りなのは変わりないようでしたけども。つーか、キミら以前にもネギくん達に敗北したでしょうに。でも、そんな懲りないところが大好きだ。


ザトー・ONE風キャラにちょっとカマっぽいMOUSMIMA西本センセー(なんでこんなところに!)、他には正統派(技名叫んでいいのか聞く辺り多少のズレはあるようですが)武道家タイプとターミネーター。ん、こーやってみると謎のフードキャラはジェダイの騎士っぽいですな。まあ、いろいろココロ擽られる格好のキャラクターぞろいですが、やはり特筆すべきはグラマトンクラリック真名。なにはなくともグラマトンクラリック真名。赤松先生は読者が期待しているものをサラリと提供してくれるからステキです。ですから、きっと斜めに断ち切られた鞘で相手を突き刺すなんて事もしてくれる筈です。大丈夫!赤松先生を信じてみようヨ! (無茶言うな)


風圧でメイを吹き飛ばすのに成功した時見せるコタローのグッという表情と手がなんか好き。しかし、泳げないメイをコタローが助けるというのはフラグなんでせうか。私としてはそーいう展開(できればメイの片思いシチュ)でも一向にかまわない方向で。や、別に吹っ飛ばされた時に短パンの隙間から下着チラみせさせるという高等フェチズムに心打たれた訳ではなく、大人しいけどお姉様の為なら頑張る姿が純粋に可愛いかったので。


脈絡無く三つ編セーラー服姿で登場するちう。パルに追求されるゆえっち。格闘大会を観に行けず悔しがる委員長。ちゃんと応援にきているちづ姉達、等など細かい描写に拍手。


・『エア・ギア
ちょっこっと感動した私がバカだった。しかし鰐の意外(?)な言動もですが、さり気なくアクセル緩めてスピード落すアキラも良い人だ。

*1:もちろんネギくん達以外