「プリンセスうぃっちぃず」雑感(ネタバレ有り)

昨日の続き。




■最終話(クルル、委員長エンド)まで終了。
・ここにきて 人 外 炉 利 登 場 !
・しかも髪型がややブレイド(一本三つ編み)気味でトンガリ耳仕様!とりあえず私内部での好感度は一発でMAX!わかりやすいね私!
・古剣に人外炉利精霊が付いてるのってヱロゲじゃ“闇の草薙”以来かな?
・おお、噴水の工事ってちゃんと伏線になってたのか。
・んー、ちと疑問に思ったのですが委員長がオルの子供としても闇の姫として目覚めるのを“止めようとした人物”はだれなんでしゃか?シンシアじゃないっぽいようですが。つーか、恨み節な方のオルは別人格?むしろRPGのパターン的にはオルの名を語る闇の集合意識体かな?
・授業はサボらずGWを利用しての世界求済って謹慎なんだか不謹慎なんだか。
・ちゃっかり手当てを要求するリリアン。抜けてる様で抜け目無いこともないこともないこともないかもだ。
・クラスぐるみでバックアップっていうこのノリはたまらんですわね。
・ハッピーエンドへと全力で突き進んでいく登場人物達の勢いが気持ち良し。
・話の繋がり方に強引な部分もあるのですが、それがあまり気にならないのは細かい事はうっちゃって勢い任せに突貫し捲くるこのハイテンションのおかげかな。
・でも、シリアスとコメディorヱロステキストの急激な温度変化は客観的に見てあまり読感が良いとは言えないですね。これは作品全体に言える事ですけども。
・多重スクロールで演出される世界樹が美しい。そーいえばこの手の演出ってADVではあまり見かけませんわね。
・ラストバトル燃え!展開もですがそれ以上にBGMがカッコイイ!
・ふむ。生まれる事が出来なかった闇の子供達の集合意志体がラスボスの正体、と。なるほど“与えられた名前が無い”から“オル”を名乗っていたのですか。
・凄惨無惨な過去からの解放。
・ん、クルルエンドも委員長エンドともに清々しいラストなり。
・a princess ,which is?


■林檎エンド&かれんおまけシナリオ終了。コンプリート!
・カレンさんいきなりぶっちゃけ過ぎです!
・え?メルヴィナさん本気ですか?
・親子丼キターとでも言うべきでしょうか?
・とりあえず母も娘も“性交渉の経験なし”というトンデモびっくりなシチュエーション作品は二度と生まれないかと。二人とも孕ませてますしっ。
・一番安定感のあるキャラですわね。林檎って。
・放課後休みはうきうきうぃっちぃず♪
リリアンって子供何だか大人何だかよく解らんキャラですわ。つか空気くらい読めと。
・レックスとタバサっておい。


■総評
 って、雑感でほとんど書いてしまっているのですが。
 まあ、良くも悪くもキャラクターのテンションが高く、勢い任せで物語を突き進めている雰囲気はありますが、一話毎にOPや予告編を挿入しエピソードの区切りを良くしプレイヤーのテンションを保てるように細かく気を使っているので、ダレずに最後まで一気に楽しむ事が出来る作品だったかと。傑作とまではいきませんが、十分に良作と評価できる完成度。


 ヒロイン達のそれぞれの背景を絡めて形成された人間関係というのも、他の学園物ではなかなかお目ににかかれない繋がり方ではないでしょうか。一番気に入ったヒロインはカレンかな?


 あと、BGMも何気にすばらしい。特に戦闘関連のBGMはゲーマー魂を燃え上がらせる熱い楽曲揃い。強いて言えば「A Grudge Of The Darkness」「Raising Soul」が特に良し。MintJamさんあたりに是非アレンジして頂きたいところです。