Rossum's Universal Robots 

『潮風の消える海』製品情報更新
 オフィシャルのトップで告知する前から発売日も動作環境も公開されていた(いたよね?)のに何故いまさら? とか思ったら「インターネット接続環境必須」って仕様の追加があったのね。
 んー、これはもしかしてあまり良い話を聞かなかったD.O.のインターネット接続版パッケージと同じような仕様と言うことなのかしら? だとしたらパッケ版を購入する身としてはゲームが快適にプレイできるのかちょっと不安が残るなぁってまだマスターアップしてなかったのか*1。いやちょっとDL版発売まであと4日でしょう!っつーかDL版だからそんなギリギリスケジュールでもOKなんだろうけど、とりあえずがんばれ、楽しみにしてるからがんばれ。


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 あー、あと、あれです。サーバ移転やらコミケ通販やらでゴタゴタしてるんでしょうけど、そろそろ『R.U.R.U.R このこのために、せめてきれいな星空を』の不憫な子っぷりを何とかしてください。
 

 一応「2月」発売予定なのに正式な発売月も決定してない『Diesirae』より露出が少ないというのはどーいうことですか。いや、『Diesirae』は『Diesirae』ですげぇ楽しみにしてますけど、なんというか、こう、唯でさえ一般に対する訴求度が低いというか『潮風』や『怒りの日』みたく強固なファン層を望める類の作品ではない(?)感じなのに、今年になって一度も更新されてないというのは、あんまりなのではないかと思うのですよ!


 むー、タイトル&サブタイトルだけでここまで私を(「R.U.R.」&「星の王子さま」!)ときめかせ、ストーリーでさらにときめき(「<蛆の館>にて」を思い出すなって「宇宙船レッドドワーフ号」かよ!?)仰け反りかえらせ、舞台背景でとどめとばかりにときめき(高等ロボットが“チャペック”で自立型作業機械が“セーバーハーゲン”ってのはヤベェだろ!)ツッコミ入れさせられ作品は珍しいのになぁ。


 嗚呼、きっと物語の後半では「人間の存在はロボットにとって害悪だ!」と結論付けたチャペック中央委員会率いる殺戮機械セーバーハーゲン軍団とイチヒコを守らんとするミズバショウグループとの間で熾烈な戦闘が繰り広げられるにちがいないのですヨ。うっとり。


 ……などとあながち間違ってもないかもしれない妄想は兎も角、実際サイトを見る限りでは、なかなか良い感じの内容なので素直に期待している次第で。うむ、ヒナギクの歌なんかはボンクラなへタレSF読みの私でもニヤリとしてしまいますし、こーいう遣り取りも好むところ、このマザーグースからの抜粋もたいへん趣味がよろしい。ギャラリー内にあるサイドストーリー「ぼくのはなと、ぼくのではないそれいがいのはな」なぞ実に良い塩梅で気に入りました。

 
 そーいうワケで、この機会に大きい方のバナーも張っておきますので、どうか良い作品に仕上げてくださいますようお願いします。いや、マジで。


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■参考
ロボット (岩波文庫)星の王子さま (新潮文庫)サンドキングズ (ハヤカワ文庫SF)宇宙船レッド・ドワーフ号 DVD-BOX[日本版]バーサーカー皆殺し軍団 (ハヤカワ文庫 SF 126)鉄(くろがね)コミュニケイション〈2〉チェスゲーム (電撃文庫)2001年宇宙の旅 [DVD]

・『ロボット (R.U.R.)』は私が一番最初に読んだ戯曲と同時に一番愛している戯曲でもあります。私みたいな教養の足りない人間でも読めるくらい取っ付き易い台詞回しと物語なので「戯曲はちょっと……」と言う方にもオススメできます。こーいう作品を手塚治虫アシモフよりも先に書いたというのも凄いよなぁ。つーか、「ロボット」という単語もこの方のアイデアがなければ生まれなかったワケですが。

・『宇宙船レッドドワーフ号』の猫人間の発想は今見てもすげぇなぁ!日本人にはできねぇぞこれ。ある意味手塚治虫先生のおかげだねっ。(蒼色さんはどうやらDVDBOXを再観賞しているご様子)

*1:スタッフ日記参照