『世界樹の迷宮』探索記録 その3
地下2階十字路。
今日も今日とてエンカウントゲージとFOE*1の動きに気をつけながら迷宮探索。
「いつか倒す!」と心に誓いつつFOEの背後をコソコソすり抜け曲がった通路の先は行き止まり。 ありゃりゃ、FOEマーカーの動きに集中するあまり進路の確認してなかったなー。失敗失敗。 さて引き返そうと振り返ってみたところ、
FOEがコチラをむいて鎮座ましましてました。
……え、と、すいません。 通れないんでそこ退いていただけませんか駄目ですかそうですか「ここを通りたくばオレを倒してみやがれ」とそうおっしゃいますか。 いやそりゃさっきは心の中で「干し肉にして吊るす!」とか考えてましたけど、それはもうちょっと先の話で平均Lv.6の弱小パーティでアナタ様に挑もうなどとはこれっぽっち思っていなかったのですけどそれでもダメですか弱肉強食この世はデッドオアアライブですか。
……よおし、殺(や)ってやろうじゃないの。 駆け出しとはいえコッチも冒険者の端くれ。 何時までも煎餅アニマルごときにビクついてるワケにはいかねぇからな。
かかってきなヘラジカ野郎! 言とくけどオレは最初っから最後までクライマックスだぜ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇唐突ですが、ここでファンタジーRPGクイズです。(『五竜亭の冒険』かよ)
ちょっとした不注意により、自分達より数段格上の敵と命を掛けた(文字通り)戦いをすることになった、新米冒険者一行。
彼らはほんの僅かでも生存率を高める為「ある事」を行ない、その結果、辛い戦いながらもこの戦闘を切り抜け無事地上へと生還できました。
さて、その「ある事」とは一体なんだったのでしょうか?
(ちなみに「パーティ構成」は昨日記したとおりです)
・解答
先制できるまで逃げまくった。
熟練冒険者の方には笑われるでしょうけど、新米冒険者にしてみれば生 き残る為に必死で思いついた戦法なのですよ。
とはいっても、私もリ ア クション研 究の為に何度かFO Eとエンゲー ジした時「偶 然、先制が取れた事があった」という経験と、その後レン ジャーにス キル「先制ブー スト」を付けたという今の育成状況がなければ、こんな掛けに近い行動は選択しなかったでしょうけどね。 (場合によっては「何も出来ないまま戦力を削られる」だけに終ったかもしれませんし)(でも、結構上手くいく自信あっただろ?)(まあ、ね。実際、4度目のトラ イで成功したし)
だけど、こんな手を使ってもほんとギリギリの勝負でした。 後衛三人は軒並みやられたし、生き残った前衛二人も「ひっかきモグラ」の一撃にだって耐えられそうもない程傷を負ってましたし。 その後の戦闘全て逃げ巻くってどうにかこうにか生還できたという感じ。 地上に出るまでの赤くなっていくゲージの絶望感っぷりは忘れられそうにありません。
ま、なんにせよリベンジ成功。
ケフト施薬院でメンバーの治療が終ったら、そのまま金鹿の酒場で祝杯だ!
マスター! この鹿肉、干し肉にしといて!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
……そんなパーティ一行が、道具袋の底にあった「アリアドネの糸」の存在に気づくのは、翌日シリカ商店に戦利品を売りに行った時のことであったそうな。
パーティ一同「「「あー! ギルド結成祝いにシリカからひとつ貰ってたの忘れてたー!!」」」
シリカ「え!? なになにどうしたの!?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇教訓
道具は使わなければ意味がない。
だが、持っている事を覚えていなければもっと意味がない。
(そんな教訓が必要なのはキサマだけだ)