『遭えば編するヤツら』

遭えば編するヤツら

◇著者:川上稔/挿絵:さとやす

評価  :B-
満足度:A

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 どあはははっ!
 真夜中にも関わらず五臓六腑とびだすくらい笑い転げちゃいましたですヨご近所の皆様ゴメンナサイ!


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 ギャグ成分一切なしの『連射王』とはうってかわったトンデモイカレぷり全開の川上稔新作。
 就寝前に軽く触れるつもりで手を出して、そのまま怒涛の勢いで読了。
 

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 内容的にはバカ100:変態400:妹500くらいの配分、たぶん。
 一頁どころか一行読むたびに正気度がガンガン下がっていく仕様。 素晴らしい。 あと、「バカにミサイルとビームは持たせるな」という寓話。 最後「ちょっとイイ話」の様に勘違いしそうになるけど、むしろ狂気の再加速。 ついでに「<ものがたり>てぇのはひとつの信仰だよなあ」と再々(中略)々確認。 ネットの4月バカネタ見て「嗚呼、世界はこんなにも常識に溢れている」と思うのは、なんか間違ってる気がする。
 そんでもって、次回作は長編シリーズモノですかよ!?(歓喜の叫び) 


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 藤原裕朋(ふじわらゆうほ)の触れれば斬れる触れなくても斬りかかる内臓系ゴスロリ狂人加減は全力で愛したいと思う。