『ペルソナ3フェス』ネタバレ
アイギス編こと後日譚シナリオ終了。
あー、うん。 スタッフの空気の読めなさ加減にビックリといいますか。
ある意味アトラスらしいといえばアトラスらしい展開だったのですが、無印ペルソナ3で獲得したプレイヤー層の期待を物凄い勢いで裏切ったのではないのでしょうか?
キャラクター達の“ひとつになれてない”ギスギス感漂うチームワークや、無印P3で上げた株を暴落させる言動の数々は許容範囲としてもストーリーメイクがよろしくないのはいただけないです。
メティスがアイギスと主人公の接触を切っ掛けに発生した存在=娘という含みをもたせたイベント(永劫コミュLv.10)を盛り込むような器量があるのなら、後日譚ENDで永劫の時の果てにニュクスの封印役から解放された主人公とアイギスが再び廻り逢うというロマンチズムあふれるシーンも入れるべきではなかったかと。
つーか、わたしゃエンドロール後に、時間も次元も肉体も魂も意味を持たない真っ白な空間の中でアイギスに膝枕された主人公が目を覚ます――というオチが絶対あるものと思っておりましたです。
いやはや、まさか主人公の死を踏み台にした説教語りで終らせてしまうとはねえ。
……ひどいファンディスクもっあたものですよ。
とりあえずスタッフには作家ロイス・マクマスター・ビジョルドの“ある言葉”を贈りたい。
読者に面白い話を読ませること。 わたしの白昼夢につきあわせるのだから、途中で呪文を解いたりしてはだめ。 読者にはこれから読む本が、ものすごくいい夢になると保障してあげなくては。
<エンターテイメント>って何の為にあるのでしょうね?