「さあ、ページをめくりたまえ」

◇HJ文庫Gより空中幼彩氏ら参加の新たなゲームブック！ 2冊が12月刊行
　『世界樹の迷宮』　や　『弟切草』　といった有名ビデオゲームにも強い影響を与えた名作ゲームブック　『死のワナの地下迷宮』　と　『地獄の館』　が現代風のアレンジと絵柄で復刊するそうで。
　パラグラフを選び能動的に読み進めるゲームブックというアナログスタイルが、受動を常とする現代の紙媒体作品/ライトノベル読者層にどれだけ受け入れられるのかいささか疑問ではありますが、企画者の　「表紙の美少女キャラクターにあっさり騙されたまぬけで惰弱な輩の心象を木っ端微塵にしてくれるわ！」　　という黒い殺意/本気の意気込みが伝わってくるところは素直に評価します。　
　そういう意地の悪いジョーク、ボクはキライじゃないですというかむしろ大好きです。　猛烈に支持します。
　

　(ただ、翻訳者が誰なのかアナウンスされてないのがちと不安ではありますが。　安田均さん……は、さすがに無理だろうなぁ)

　　
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　つか、『ハウス・オブ・ヘル(地獄の館)』の主人公が女子高生って段階でゲーム背景/導入方法が旧版と変わる事は確定しているじゃまいかー！？

　あ、すごく不安になってきた。　(これは買って確かめるしかないなー)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

死のワナの地下迷宮-アドベンチャーゲームブック(6)

地獄の館?ファイティング・ファンタジー (10)