『アマガミ』Alternative

 本格的にアマガミをプレイ開始したのですが


 “行動する事で起こりえる”未来の事象を時間単位で予測/補佐する超高度プレコグ/シャーロキアン・コンピュータを駆使し、HEXを連結させ視覚的認識処理された仮想現実空間に点在するターゲット≠ヒロインエリアを侵略していくサイバー大戦略なゲームへと変貌を遂げておりビックリするやらニヤリとするやら。 これなんてデジフォース戦?的な。
 つか主人公がネットスライダー(大嘘)だったとは思もわなんだです。 出撃! はるか隊!


 電極トロード没入ジャックイン、そしてフリップ


 PS3を通して電脳空間へとダイブしヴァーチャル・アイドル達とのひとときの逢瀬を楽しむ背徳感ときたら……ッッ!!
 (※このようにSF/ボンクラ脳を駆使すれば手軽にティプトリー症候群ごっこを楽しむ事が出来るゲームです)


 ちなみにHEXの表示は任意で切り替えられますが、表示した方がダサくてカッコイイので私はONのままGO。


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 現在のところ遭遇したヒロインは「ズガーーン!」、「耳かぷ」、「黒パンツ」、「塚原センパイ」の四人。*1
 ただ、この中で唯一私が心に名前を深く刻みこんだ「塚原センパイ」は「ズガーーン!」のサポート的役回りらしく、マップ上にアイコンも表示されてないところをみるにサブ的位置づけの攻略不可能キャラっぽく今から号泣する準備を整えて置かないといけないようなのですが。 ……エ、エピコレーッ! 追加仕様のエピコレ発売はまだなのーーッ!?


 閑話休題*2。 それをのぞけばハイアベレージなファーストコンタクトの中でも特に気になったヒロインはやはり「たかが布切れ一枚晒すのに神風なぞ不要!」とばかりに初登場時からBP(※ブラックパンツの略)を惜しげもなく(主人公視点でのみ)披露するというTLSの伝統を覆す益荒男っぷりをみせた黒パンツ子でしょうか。 去り際、主人公に向けた変質者を見る目もよかったなあ。(最悪だオマエ)


 あと、TLSからの伝統といえば主人公の姉妹キャラですが、今作でもヒロイン勢が霞むくらい強烈かつハイグレードな妹が用意されておりますな。
 つか、主人公の呼称が「にぃに」とか! そんな流球風の呼び方なんて映画『涙そうそう』くらいでしか耳にした事がなかったですが、こりゃヤバイですわ
 朝方に地雷を踏んで大激怒させても、夜にはケロッとした表情と態度で「なんかいいことあったの?」なんてコミュニケーションを取ってくるあたりも完璧。 これだけでも満足してしまいそうですわ。 


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 FM音源についてはコメントでも触れましたが、第一印象は「古代祐三さんが抜けた後のファルコムサウンドっぽい」でした。 ガガープ三部作あたりで街のBGMに使われてもあんまり違和感がなさそうな感じ。
 クラシックモードと名称されていますがプレイしているぶんには古臭さというのあまり感じないですね。 むしろノーマル音源に戻すと音が豊かすぎて耳が疲れるくらいかと。 まあ、ボイスまでFM音源モードに出来るとは思いませんでしたが。 ティティ、ティーティティティティ、ティティ。*3  


 しかし 『セブンスドラゴン』といい『ティンクルくるせいだーす』のセルフアレンジといい、こういうなんら関連のないゲーム同士に意外な共時性が起こる事自体は興味深いですし面白いのですが、その反面、サウンドスタッフ自らがこの手のお遊び要素を追加するというのは「今のゲームサウンドには楽しさ成分が足りてない」と感じているせいなんじゃないのかしら? なんて思ったり思わなかったりして少々複雑な気分なのです。 や、FM音源アレンジ自体は大歓迎なのですが。 ずん、たっ、たっ!


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アマガミ(特典なし)サイバー大戦略 出撃!はるか隊 SuperLite1500シリーズ
 サイバー大戦略は発売日に買ったクチです(もちオリジナル版を!)。 大戦略としてはヌルすぎる難易度でしたが、ストーリーと世界観はなかなか面白かったかと。 2時間以内に敵側の電子装備を無効化しないと第七艦隊からトマホークミサイルの雨が降ってくるとか戦闘のお膳立ても良かったです。 クリアして暫くしてから桝田省治さんとアルファシステムが開発に係わっているのを知ってビックリしたなあ。 『ガンパレードマーチ』の「攻撃型電子妖精」ってこのゲームからきてたのか。
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*1:これだけで、どのキャラとどういうシュチエーションで出会ったか(たぶん)解る辺りがスゴイ。

*2:今度は使い方を間違ってない……はず。

*3:メッセージスピードを上げると同起出来ないのが残念