面白すぎて一気に読んだライトノベル

 寝食忘れるくらい夢中になった、という意味でなら『風よ。龍に届いているか』。
 復刊版は上下に分冊されてエピソードも追加されたので、若干間延びした感がありますが。 それでも面白い作品なのに変わりはなく。 ただ、ラノベに分類できるかは微妙かもしれませぬ。 
 最近の作品だと『遭えば編するヤツら』でしょうか。 勢いだけで押し切るワンナイトスタンドっぷりに圧倒むしろ巻き込まれて一気に読まされましたわ。
 

 んで、完結してから一気に読んだ、という意味では『空ノ鐘の響く惑星で』シリーズ。 
 安心して読める作風という意味で非常に優れた作品だったかと。 5日間ほどスケジュールの空いた日はこのシリーズを読むことだけに時間を費やす嵌りっぷり。 シリーズ最後を飾る外伝を手に取ったときには「これでこの物語ともお別れかあ」と一抹の寂しさを感じましたねぇ。 そういうワケで同作者の『輪環の魔導師』シリーズも「計画的に」積読中。
 あとは『でたまか』もなかなかよかったですな。 ただ、作者はもうちょっとキャラクターのネーミングに気を使うべきだったんじゃないかなーと。 
 

 しかし、どの作品を上げるかによって世代差が見えてくるのが興味深いですのう。 『妖精作戦』と『イリヤの空、UFOの夏』のどちらを上げるか?とか。(※ちなみに私は前者)
 

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 風よ。龍に届いているか〈上〉風よ。龍に届いているか〈下〉空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 (電撃文庫)アウトニア王国人類戦記録4 でたまか 群青黎明篇 (角川スニーカー文庫)
 『でたまか』は私の好きなカップルの表紙を。 ちと、泣けてきますが。


 『遭えば編するヤツら』だけはISBNがないので感想リンク
 http://d.hatena.ne.jp/aoiro-0/20070402