『ラブプラス』(を楽しんではいるものの……)

 愛花や凛子にも様子見程度に適当にアプローチをかけつつ、まったりとプレイしていた結果、75日目にして寧々さんからの告白タイム発生。 その前日に発生した夢イベントのネネ後輩ver.で腹筋捻まくらせていただいた私としては、どんな電波、否、ポエミーなタームが飛び出すのかと戦々恐々(※腹部の筋肉痛的意味で)としていたのですが、特にこれといった趣向もなくストレートな告白で、ちょっぴり肩透かし風味だったのです。 いや、全然OKだったのですけども、ちょう可愛かったし!(断る理由はないよねっ)

 
 んで、彼女になった寧々さんから下の名前で呼んでもらえるになったのですけど、これ、結構ドキリとくるものがありますわねー。 や、実は苗字は兎角、名前だと某御長寿ラブコメの主人公やらマルチメディア展開していた某ミステリーの主人公やらで散々呼ばれてきていたので、ぶっちゃけ新鮮味はないよなー、とか考えていたのですが、なんつーか、そういう理屈とは別次元のときめきがあるといいますか。 皆口裕子ボイス、スゲーですわ。


 恋人パートの初デートでは、人目多過ぎでスキンシップまで辿り着けず手も握れないままタイムオーバーという、妙にリアリティ有りまくりな甘じょっぱい結果に終わったものの、二回目では手を繋いでキススキンシップモードまで突入、三回目には見事に衆人の間隙を突いてチュッチュチュッチュしまくることに成功するという成果を出せたので、とりあえず少しはカップルらしくなってきたかな? というところ。 つか、キススキンシップモードって意外に難しいですわね。 習うより慣れろ系なあたりも含めて。  


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 ……と、まあ。 それなりに楽しんではいるものの、ちょっと飽きがきてきたというのも正直な感想。
 や、ボイス認証システムを用いたインタラクティブ性や作品のコンセプト/システムは面白いですし、3Dを使ったキャラクター演出と技術力も素晴らしいと思うのですが、私が求めている方向性の作品ではないなー、と。
 つか、キャラクターのカップリングやストーリーを客観的/小説や映画の延長線上的視点で楽しむのが私の基本スタンスなので、こーいう主観的にキャラクターを愛でる「だけ」の作品はイマイチ盛り上がりきれないのですよねえ。 『アマガミ』なんかも変態紳士な主人公と常に予想の斜め上を逝くヒロイン達とのカップリングにより引き起こされる化学反応こそが一番のお楽しみどころと考えてましたしのう。

 
 あと、テクノロジーとしての「ヴァーチャル・ヒロイン」という存在/概念に求めているものが、このゲームの様な「ガールフレンド」ではなくProject DIVAの様な「エンターテイナー」というのも大きい理由かな。 『ヴァーチャル・ガール』もわるくはないけれど、本当に夢見ているのは『リバティ・ランドの鐘』なのよね。 「We Haves a Dream!」
 

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 ラブプラス