竹本泉『さくらの境 4』完結
ぼんよりのほほんライフ漫画もこれにて完結。 最後だからといって特別お話が盛り上がるような仕掛けがあるわけでなく、徹頭徹尾いちゃいちゃらぶらぶちゅーちゅー尽くしおきらくまいぺーす風味だったのですが。
竹本泉さんの漫画を読み続けて、かれこれ18、9年の新参者(なんかこの作者の前では一生「新参者」な気がする)だけど、この人の不変性は凄いよなぁー、とか改めて思いましたわ。
最終話に未来予想ネタをもって来るあたりなんか、まんま 『しましま曜日』 と同じパターン同じ落しどころだったんで笑っちゃった。 カタルシス? 必要なのそれ? 的な。
特別な事を描かなくても読んだ人を満足させてしまう竹本泉マジックおそるべし、ですのう。
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それはそれとして、実写TVドラマ化なんて計画もあったのね、この漫画。
例によって立ち消えになったそうだけど、もしそれが 「ねこと女の子たちの何事も無き日常」 にポイントに絞った一話10分程度のショートドラマ形式とかだったりしたのならちょっと観たかったかも、ですわ。 (微妙に具体的だな)
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そういや リニューアル版『しましま曜日』 の2巻もなかなか出ないですね。 (訂正、ちゃんと出てたのね。素で勘違いしてましたわ) アスコミ版を持ってるから私的には別にいいんだけども。